「深夜特急」そして「沢木耕太郎」さんを知ったのは1996年の「劇的紀行 深夜特急'96」というテレビ番組。
大沢たかおさんが沢木耕太郎さんを演じた、ドキュメンタリー要素のあるドラマだった。
- 出版社/メーカー: ソニー・ミュージックディストリビューション
- 発売日: 2002/03/20
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1996 - ボクは大学3年生。なぜだか、妙にこの番組に惹かれたのを覚えている。
そして、2013 - 37歳の夏、「深夜特急1」を読み始めた。。
1巻読み終わってから2巻を購入。
そして、2巻を読み終わる前に、3〜6巻を一気に買うことになる。
深夜特急1 -香港・マカオ-
- 1994-03-25発行, 2010-06-10 47刷!!
- 読書期間:2013-08-03?/2013-08-10?
- 経路:東京 → 香港(マカオ)
読み始めると、どうしても映像化されたドラマ版のシーンが目に浮かんだり、
テーマ曲 井上陽水さんの「積み荷のない舟」や、ボブ佐久間さんの哀愁を帯びた音楽が
思い出される。
ボクの海外旅行経験は、数年前に、出張でアトランタへ行っただけ。
それも先輩に連れていってもらった感が大きく、
未だにボクにとって「海外を旅行する」とは、未知のもの。
そんなボクが、旅のバイブルとされる「深夜特急」を読んでいく。
1巻目、キーになったは第3章だった。
タイトル「賽の踊り」にある通り、マカオでのギャンブルの話が中心。
ボクは、競馬、競輪とかパチンコを「体験」したことがある程度で、
たぶん、大当たり的な事もなかったので
ハマることもなく、アキるまでもなく、ただ、なんとなく自然にやらなくなって、
今は、やりたいとも思わない。
そんなボクでも、この「賽の踊り」は、ギャンブルというモノの魅力・恐ろしさの「描き方」に
のめり込み、じっくりと、そしてスルリと読み進めてしまった。
多分、この第3章が、その後「深夜特急」を読み進める原動力になったんだと思う。
深夜特急2 -マレー半島・シンガポール-
- 1994-03-25発行, 2013-3-20 58刷!!
- 読書期間:2013-08-16/2013-08-16?
- 経路:
バンコク(タイ)→チュムポーン(タイ)→スラタニー(タイ)→
ペナン島(マレーシア)→クアラルンプール(マレーシア)→マラッカ(マレーシア)→
シンガポール
電車片道1.5hrsくらいの日帰り旅行の間で殆どを読んでしまった。
旅?の途中で「深夜特急」を読む。というのも、なかなかいい感じ。
本書の中で登場する。と思われる「岩波版中国詩人選集 - 李賀」
Amazonで検索しても、中古しか出てこないので、絶版なのかな?
- 作者: 吉川幸次郎,小川環樹
- 出版社/メーカー: 岩波書店
- 発売日: 1959/02/20
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メモ
作中では、新しい街にたどり着くと、まず「ツーリスト・インフォメーション」なる場所へ
足を運ぶことが多いのですが、
日本にそんな所、あるんだろうか?名古屋に?と思い、調べてみると、
日本政府観光局のサイトにリストがありました。
http://www.jnto.go.jp/jpn/services/hospitality_for_foreigners/tic.html
http://www.jnto.go.jp/jpn/reference/visitor_support/tic/list.html
http://www.jnto.go.jp/eng/arrange/travel/guide/voffice.html
要は、駅のインフォメーションがそうなんですね。。
- 巻末インタビュー:高倉健さん