きまブログ

2022-12から再開しました。

「初恋」を読んで。

初恋

手記という形で語られる、ウラジーミルの初恋。

作中で表現される彼の心の動きと同時に、 自分が恋をしていた時の感じを思い出させてくれます。 初恋

手記という形で語られる、ウラジーミルの初恋。

作中で表現される彼の心の動きと同時に、 自分が恋をしていた時の感じを思い出させてくれます。

逆に恋をしていない人は「恋をするとこうなるんだから、今は恋をしていないんだ。」 と確認できるくらいではないでしょうか。

この本、本編も面白いですが,訳者自身による解説も面白いです。 フランス語訳版についてや、二葉亭四迷による日本への紹介などなど。。

短いながら、"解説"というにふさわしい内容でした。

前述しましたが、 この作品は冒頭以外が手記(手紙?)という形になっています。 つまり、作中には自分と同時にこの"手記"を読んでいる人がいるわけで、その人たちの気持ちや表情も想像してしまいます。

恋をしている時、恋をしていない時、で感じることがきっと違うと思います。

このシリーズ(光文社古典新訳文庫)には「クリスマス・キャロル」(ディケンズ)もあり読了しています。

数年前に、青空文庫で公開されているものをディスプレイで読んでいたんですが、 意味がよく分からないところがあったり,加えてディスプレイで長文を読む。

というのが苦痛で挫折しました。 もう、青空文庫の方の訳がどんなものか忘れてしまいましたが、 新訳の方は特に意味が分からないところもなかったので、やはり読みやすいんだと思います。

今度は「黒猫/モルグ街の殺人」(ポー)を読んでみるつもりです。

逆に恋をしていない人は「恋をするとこうなるんだから、今は恋をしていないんだ。」 と確認できるくらいではないでしょうか。

この本、本編も面白いですが,訳者自身による解説も面白いです。 フランス語訳版についてや、二葉亭四迷による日本への紹介などなど。。

短いながら、"解説"というにふさわしい内容でした。

前述しましたが、 この作品は冒頭以外が手記(手紙?)という形になっています。 つまり、作中には自分と同時にこの"手記"を読んでいる人がいるわけで、その人たちの気持ちや表情も想像してしまいます。

恋をしている時、恋をしていない時、で感じることがきっと違うと思います。

このシリーズ(光文社古典新訳文庫)には「クリスマス・キャロル」(ディケンズ)もあり読了しています。

数年前に、青空文庫で公開されているものをディスプレイで読んでいたんですが、 意味がよく分からないところがあったり,加えてディスプレイで長文を読む。

というのが苦痛で挫折しました。 もう、青空文庫の方の訳がどんなものか忘れてしまいましたが、 新訳の方は特に意味が分からないところもなかったので、やはり読みやすいんだと思います。

今度は「黒猫/モルグ街の殺人」(ポー)を読んでみるつもりです。