きまブログ

2022-12から再開しました。

アサッテの人...難しい言葉

「アサッテの人」諏訪哲史

いま「アサッテの人」を読んでいます。

とりあえず、内容よりも気になるのが、難しいですね。言葉が...

とりあえず、半分くらいまで読んだと思うんですが、 何度辞書をひいたことか...

普段使わない言葉や「こんな漢字なんだ。」と思うもの。

漢字からなんとなく意味は分かるけど...といったものから、 一応、確認したものまで、備忘録として記録しておきます。

※ ページ番号は、文藝春秋9月号のものです。

  • p407(section1)

    • 寓居:(ぐうきょ)仮住まい,自分の住まいをへりくだっていう言葉
    • 自失:我を忘れてぼんやりすること。
  • p408(section1)

    • 莫迦げた:(バカげた)
    • 風狂:心が正常でないこと。また,その人のこと。
    • 召喚:呼び出すこと。
  • p409(section1)

    • 業腹:(ごうはら)とても腹が立つこと。
    • 倦み疲れた:(うみつかれた)疲れてうんざりする。
    • 放擲し:(ほうてき)うち捨てること。何もしないで放っておくこと。
  • p410(section2)

    • (...給水塔が)居丈高に辺りを睥睨して立っている。
      → 居丈高:(いたけだか)いきり立って,人を威圧するような態度
      → 睥睨:(へいげい)威圧してにらむこと。
  • p413(section2)

    • (行間から漸次)推察されるにしくはない。
      → にしくはない:(に 如く無い)及ぶものはない。
    • 如く:肩をならべる。匹敵する。
      例)百聞は一見に如かず。
  • p414(section2)

    • ローデンバッハ風:?
    • 杳(よう)として:事情などがハッキリしない。
    • 絆(ほだ)される:情に引かれて行動,気持ちが束縛される。
  • p415(section3)

    • 静謐:(せいひつ)静かで落ち着いていること
  • p420(section3)

    • 嘆息(たんそく)する:嘆いて息をつくこと。ため息
  • p421(section3)

    • 歔欷:(きょき)すすり泣くこと。
  • p422(section4)

    • 厭人癖:(えんじんへき)人間嫌い
  • p423(section4)

    • 陥穽:(かんせい)人を陥れる策略
  • p426(section4)

    • 典拠:文献などの拠り所。
  • p427(section4)

    • 佯狂:(ようきょう)わざと気の狂ったふりをすること。
      佯 → 偽ること
    • やおら:ゆっくり
    • 交歓:互いに打ち解けて親しく交わる。
    • 穿つ:(うがつ)物事の真相をたくみに捉える。
  • p432(section5)

    • 弄する(ろうする). ※ 他にも、
        弄くる(いじくる),弄る(まさぐる),
        弄る(いじる),弄ぶ(もてあそぶ)
    • 幾許か(いくばくか)
    • 設える(しつらえる)... 文中ではひらがな。漢字で意味がわかる。
  • p434(section5)

    • 質す(ただす)
    • 胡坐(あぐら)
  • p435(section5)

    • 換骨奪胎:(かんこつだったい)
      先人の詩文の作意や形式を生かしながら, 新しい工夫を加えて独自の作品にすること。
  • 禁忌:(きんき)タブーのこと