「アサッテの人」諏訪哲史
いま「アサッテの人」を読んでいます。
とりあえず、内容よりも気になるのが、難しいですね。言葉が...
とりあえず、半分くらいまで読んだと思うんですが、 何度辞書をひいたことか...
普段使わない言葉や「こんな漢字なんだ。」と思うもの。
漢字からなんとなく意味は分かるけど...といったものから、 一応、確認したものまで、備忘録として記録しておきます。
※ ページ番号は、文藝春秋9月号のものです。
p407(section1)
- 寓居:(ぐうきょ)仮住まい,自分の住まいをへりくだっていう言葉
- 自失:我を忘れてぼんやりすること。
p408(section1)
p409(section1)
- 業腹:(ごうはら)とても腹が立つこと。
- 倦み疲れた:(うみつかれた)疲れてうんざりする。
- 放擲し:(ほうてき)うち捨てること。何もしないで放っておくこと。
p410(section2)
- (...給水塔が)居丈高に辺りを睥睨して立っている。
→ 居丈高:(いたけだか)いきり立って,人を威圧するような態度
→ 睥睨:(へいげい)威圧してにらむこと。
- (...給水塔が)居丈高に辺りを睥睨して立っている。
p413(section2)
- (行間から漸次)推察されるにしくはない。
→ にしくはない:(に 如く無い)及ぶものはない。 - 如く:肩をならべる。匹敵する。
例)百聞は一見に如かず。
- (行間から漸次)推察されるにしくはない。
p414(section2)
- ローデンバッハ風:?
- 杳(よう)として:事情などがハッキリしない。
- 絆(ほだ)される:情に引かれて行動,気持ちが束縛される。
p415(section3)
- 静謐:(せいひつ)静かで落ち着いていること
p420(section3)
- 嘆息(たんそく)する:嘆いて息をつくこと。ため息
p421(section3)
- 歔欷:(きょき)すすり泣くこと。
p422(section4)
- 厭人癖:(えんじんへき)人間嫌い
p423(section4)
- 陥穽:(かんせい)人を陥れる策略
p426(section4)
- 典拠:文献などの拠り所。
p427(section4)
- 佯狂:(ようきょう)わざと気の狂ったふりをすること。
佯 → 偽ること - やおら:ゆっくり
- 交歓:互いに打ち解けて親しく交わる。
- 穿つ:(うがつ)物事の真相をたくみに捉える。
- 佯狂:(ようきょう)わざと気の狂ったふりをすること。
p432(section5)
- 弄する(ろうする).
※ 他にも、
弄くる(いじくる),弄る(まさぐる),
弄る(いじる),弄ぶ(もてあそぶ) - 幾許か(いくばくか)
- 設える(しつらえる)... 文中ではひらがな。漢字で意味がわかる。
- 弄する(ろうする).
※ 他にも、
p434(section5)
- 質す(ただす)
- 胡坐(あぐら)
p435(section5)
- 換骨奪胎:(かんこつだったい)
先人の詩文の作意や形式を生かしながら, 新しい工夫を加えて独自の作品にすること。
- 換骨奪胎:(かんこつだったい)
- 禁忌:(きんき)タブーのこと