きまブログ

2022-12から再開しました。

アサッテの人...難しい言葉(続き)

「アサッテの人」諏訪哲史

え~、「アサッテの人」の難しい言葉。続編です。
これで,最後まで。

というわけで、読了はしました。 あと、選評などを読み、勉強させていただきます。

※ ページ番号は,文藝春秋9月号のものです。

  • p440(section7)

    • 懊悩:(おうのう)悩み苦しむこと
    • 食指が動く:ある事をしてみようという気になる。
      → 食指:人差し指
  • p442(section7)

    • 囲繞:(いにょう)周りを取り囲むこと。
    • 苛み:(さいなみ)
      ※ 他にも、苛め(いじめ),苛つく(いらつく)
    • 晦渋さ:(かいじゅうさ)ことば・文章などが難しくて、意味が分かりにくいこと。
    • 憤懣:(ふんまん)腹が立ってどうにもがまんができないこと。
    • 弁える:(わきまえる)
    • 空談(くうだん):ムダ話、よりどころのない話
    • 狭隘:(きょうあい)面積などが狭いこと
  • p443(section7,8)

    • 衒学的:(げんがくてき)学問や知識を誇り、人にひけらかすこと。ペタントリー
    • 牽強付会:(けんきょうふかい)自分の都合のいいように理屈をこじつける事。
  • p446(section8)

    • 衒う:(てらう)
    • 間隙:(かんげき)
    • 惑乱:(わくらん)判断力を失うほど、心が迷い乱れること。
      また、人の心などを惑わし乱すこと。
  • p447(section8)

    • 嗤う:(特にバカにして)わらうこと。
    • けだし:(蓋し)文頭で確信ある推定のこと。おそらく。
    • やつす:身がやせるほど熱中する。
    • 嚆矢:(こうし)物事の始めのこと。
      かぶら矢で戦の始まりを告げたことから。
    • 謂:(いい)...という意味
  • p448(section9)

    • アナクロニズム:(anachronism)時代錯誤
    • 煩瑣:(はんさ)細かく込み入っていて、わずらわしいこと。
    • 万古不易:(ばんこふえき)永久に変わらないこと。
    • 叛骨:(はんこつ)反骨のこと
  • p451(section10)

    • 腹中:(ふくちゅう)
    • 鬼面人を驚かす:(きめんじんをおどろかす)
      うわべだけの威勢で人をおどすこと。
  • p452(section10)

    • 平板:(へいばん)単調で面白みのない事。
  • p453(section10)

    • 不遜:(ふそん)思い上がっていること。
    • 夭逝:(ようせい)年若くして死ぬこと。
  • p454(section10)

    • 嫌厭:(けんえん)いやがること。
    • 畢竟:(ひっきょう)様々な経緯があっても、最後に到達するところは。結局、要するに。
  • p455(section11)

    • 烟:(けむ)煙のこと
    • 与し易い:(くみしやすい)相手として扱いやすい。
  • p456(section11)

    • 法楽:(ほうらく)なぐさみ、たのしみ
      仏道を修行し、善を行い得を積むことによって得られるよろこび。
    • 箴言:(しんげん)教訓,格言
    • 生動:(せいどう)生き生きして、今にも動き出しそうに見えること。
    • 肌合い:肌触り
    • 朧な:(おぼろな)
  • p457(section11)

    • まほろば:すばらしい場所(日本の古語)
    • オップアート:(op art)錯視を利用した芸術作品
  • p458(section12)

    • 気圧された:(けおされた)相手の勢いに負ける。
  • p460(section12)

    • 喇叭:(ラッパ)
    • 上枝:(ほつえ,うわえだ)←→下枝(しずえ、したえだ)
  • p461(section13)

    • 自家撞着:(じかどうちゃく)同じ人の言動や文章が前後で食い違うこと。
  • p462(section13)

    • 軽の道:?
    • なまなかな韜晦であるはずがない。
      → なまなかな:(生半な)中途半端な
      → 韜晦:(とうかい)自分の本心を包み隠すこと。
  • p463(section13)

    • 無自辱焉:(?)論語の一説のようだ。
      「自ら恥を掻くようなことはするな。」という意味?
    • 蚕食:(さんしょく)蚕が桑の葉を食うように、片っ端から他の領域を侵していくこと。
    • 寸言:(すんげん)短い言葉、短いが意味の深い言葉
    • 補遺:(ほい)書物などで、漏れ落ちた事柄を後から補うこと。
    • 内省:(ないせい)自分自身の言動や考えを深く省みること。
    • 徒事:(あだごと)無意味で無駄なこと。はかないこと。
  • p466(追記)

    • 照考:(読んで字の通りか?)
  • p467(追記)

    • 消閑:(しょうかん)ひまつぶし
    • 融通無碍:(ゆうずうむげ)考え方や行動が何事にも束縛されず 、 どのような事態にも自由自在に対応できること。
    • 荒縄:(あらなわ)わらで編んだ太い縄
  • p468(追記)

    • 敬虔:(けいけん)
    • 奇態:(きたい)普通とは変わっていて,奇妙な感じを与えること