「アサッテの人」諏訪哲史
え~、「アサッテの人」の難しい言葉。続編です。
これで,最後まで。
というわけで、読了はしました。 あと、選評などを読み、勉強させていただきます。
※ ページ番号は,文藝春秋9月号のものです。
p440(section7)
- 懊悩:(おうのう)悩み苦しむこと
- 食指が動く:ある事をしてみようという気になる。
→ 食指:人差し指
p442(section7)
- 囲繞:(いにょう)周りを取り囲むこと。
- 苛み:(さいなみ)
※ 他にも、苛め(いじめ),苛つく(いらつく) - 晦渋さ:(かいじゅうさ)ことば・文章などが難しくて、意味が分かりにくいこと。
- 憤懣:(ふんまん)腹が立ってどうにもがまんができないこと。
- 弁える:(わきまえる)
- 空談(くうだん):ムダ話、よりどころのない話
- 狭隘:(きょうあい)面積などが狭いこと
p443(section7,8)
- 衒学的:(げんがくてき)学問や知識を誇り、人にひけらかすこと。ペタントリー
- 牽強付会:(けんきょうふかい)自分の都合のいいように理屈をこじつける事。
p446(section8)
- 衒う:(てらう)
- 間隙:(かんげき)
- 惑乱:(わくらん)判断力を失うほど、心が迷い乱れること。
また、人の心などを惑わし乱すこと。
p447(section8)
- 嗤う:(特にバカにして)わらうこと。
- けだし:(蓋し)文頭で確信ある推定のこと。おそらく。
- やつす:身がやせるほど熱中する。
- 嚆矢:(こうし)物事の始めのこと。
かぶら矢で戦の始まりを告げたことから。 - 謂:(いい)...という意味
p448(section9)
- アナクロニズム:(anachronism)時代錯誤
- 煩瑣:(はんさ)細かく込み入っていて、わずらわしいこと。
- 万古不易:(ばんこふえき)永久に変わらないこと。
- 叛骨:(はんこつ)反骨のこと
p451(section10)
- 腹中:(ふくちゅう)
- 鬼面人を驚かす:(きめんじんをおどろかす)
うわべだけの威勢で人をおどすこと。
p452(section10)
- 平板:(へいばん)単調で面白みのない事。
p453(section10)
- 不遜:(ふそん)思い上がっていること。
- 夭逝:(ようせい)年若くして死ぬこと。
p454(section10)
- 嫌厭:(けんえん)いやがること。
- 畢竟:(ひっきょう)様々な経緯があっても、最後に到達するところは。結局、要するに。
p455(section11)
- 烟:(けむ)煙のこと
- 与し易い:(くみしやすい)相手として扱いやすい。
p456(section11)
p457(section11)
- まほろば:すばらしい場所(日本の古語)
- オップアート:(op art)錯視を利用した芸術作品
p458(section12)
- 気圧された:(けおされた)相手の勢いに負ける。
p460(section12)
- 喇叭:(ラッパ)
- 上枝:(ほつえ,うわえだ)←→下枝(しずえ、したえだ)
p461(section13)
- 自家撞着:(じかどうちゃく)同じ人の言動や文章が前後で食い違うこと。
p462(section13)
- 軽の道:?
- なまなかな韜晦であるはずがない。
→ なまなかな:(生半な)中途半端な
→ 韜晦:(とうかい)自分の本心を包み隠すこと。
p463(section13)
p466(追記)
- 照考:(読んで字の通りか?)
p467(追記)
- 消閑:(しょうかん)ひまつぶし
- 融通無碍:(ゆうずうむげ)考え方や行動が何事にも束縛されず 、 どのような事態にも自由自在に対応できること。
- 荒縄:(あらなわ)わらで編んだ太い縄
p468(追記)
- 敬虔:(けいけん)
- 奇態:(きたい)普通とは変わっていて,奇妙な感じを与えること